林冲(内田敦夫) 日本発のドラマ「水滸伝」。 近頃は、おもしろくないニュースがあふれている。 ロシアのウクライナ侵攻、新型コロナウィルスの再拡大、株価暴落、少子高齢化の進展、香港の言論弾圧…。 数え上げればキリがない。 日本、いや世界は、沈没船…
昔、こんな記事を書きました。例の座間事件のときです。 今も、Twitterの「#病み垢さんと繋がりたい」のタグ付けツイートは、生きています。 昔より、フェイクが多いように感じますが、もちろん本音のツイも多いでしょう。 記事でも書いたように、裏垢はひ…
本日は、福岡のライブハウス「照和」出身アーティスト名曲選としてお送りします。 つい最近、「照和」に行って来ました。 その時、たくさん今の「照和」の写真を撮って来ましたので、それもお楽しみに。 これまでも、福岡の音楽シーンについての記事をたくさ…
本日は、賭け事、ギャンブルの歌と題してお送りします。 いつものように、歌だけじゃなく、映画、アニメ、小説、マンガと、テーマに関わる作品を、たくさんご紹介しますので、乞うご期待。 それでは、1曲目。 賭け事の歌と言えば、これでしょう。 名曲中の…
謹賀新年。 2022年になりました。 今年こそ、よい年にしたいものですね。 それでは1曲目。 世界はそれでも変わりはしない 上木彩矢 世界はそれでも変わりはしない 上木彩矢 J-Pop ¥153 provided courtesy of iTunes Amazon 世界はそれでも変わりはしない 私…
Dear John. 今日は、あなたの命日。 あなたが逝ってから、41年目の冬を迎えます。 あなたの眼に、今、世界はどう映っているでしょうか? 世界は再び、大きな厄災に向おうとしています。 愛と平和を嘲り憎む連中がはびこり、大国同士はまた睨み合いを続ける、…
我が青春を彩る名作映画。 19 の時、この映画を、場末の名画座で観た。 衝撃的だった。 まさしくその頃の自分と重なった。 ロバート・デ・ニーロ演じる、タクシードライバーの抱える心の闇。 孤独。喪失感。苛立ち。焦燥。 それらすべてが、当時の私自身のも…
広島フォーク村出身で、吉田拓郎のバックバンドだった猫。 元・かぐや姫の伊勢正三とのフォーク・デュオ・風。 そのメンバーだった、大久保一久が逝きました。 「22才の別れ」を知らない人、いるかな。 風のデビュー曲で、大ヒットしました。 22才の別れ 風 …
このブログを始めておよそ5年半。 記事はやっと100を超えた。 PV がさほど多いわけでもない。 1日200を超えればマシなレベルである。 だが、訪問してくれる読者は必ずいる。 収益のためのブログではないし、アクセス数のためにやっているわけではない。 あ…
坂元裕二・脚本。NHK 土曜ドラマ枠で放送された、2010年作品。 現役の日本の脚本家の中で、今、もっとも輝きを放っている存在。 それが、坂元裕二だ。 近作の「大豆田とわ子と三人の元夫」も、上々の出来だった。 「東京ラブストーリー」から始まったキャリ…
本日は、「J・ROCK の隠れた名曲 PART 5。やっていいのか、コロナ禍五輪」と題してお送りします。 それでは、1曲目。 仲井戸麗市チャボのメインヴォーカルで。 ノイローゼダンシング ~チャボは不眠症~ RCサクセション この曲は、初めてRCサクセションが T…
6月19日は、太宰治の命日。 太宰治が玉川上水に投身して、七十年以上の時が流れた。 「人間失格」「斜陽」「走れメロス」などの名作は、今でも若者に読み継がれ、夏目漱石の「こころ」などと並んで、永遠のベストセラーと言ってもよかろう。 戦後まもない時…
3ヶ月ぶりのブログです。 コロナな日常は相変わらずの、この国ですね。 久々、ブログを書きたくなったのは、この曲のせいです。 うっせいわ Ado うっせぇわ Ado J-Pop ¥255 provided courtesy of iTunes この圧倒的な自己肯定感、何でしょう? メッセージと…
コロナ禍のうちに、受験シーズン真っ盛りの季節を迎えた。 寒波とともに、学生諸君には、試練の冬であろう。 君たちは、若い。 失敗を、怖れることはない。 何度でも、また立ち上がることができる。 超えてゆけ、そこを。超えてゆけ、それを。 拓郎が歌って…
本日は、めんたいロック特集の第2弾。 天神の「照和」、博多の「ぱわぁはうす」閉店後に活動した、80年代のバンドにスポットを当ててお送りします。 それでは1曲目。 ヌーベルバーグにつまづいて モダン・ドールズ MODERN DOLLZ COMPLETE BEST-Just a hero-…
号外版、ディスクブログです。 桜を見る会の追及もいよいよ本番、というところです。 それにしても、この言い訳を、令和の時代に聞くとは、思いませんでした。 安倍晋三君、すごいの一言です。 自分の罪を、すべて人になすりつけて、知らん顔、さらに嘘に嘘…
私にとって、かけがえのない生命が、危機にさらされている。 まぶたに溢れ出る涙を、どうすることもできない。 ただ、あなたの快復を祈る日々が続く。 I for You LUNA SEA I for You LUNA SEA ロック ¥255 provided courtesy of iTunes I for You 発売日: 20…
コロナ禍の中、日本のプロ野球界は、11月に日本シリーズが開幕。 福岡ソフトバンクホークスが、4年連続の日本一を達成し、幕を閉じた。 今回は、長きにわたりホークスファンである私の、地元球団を巡る物語である。 伝説の西鉄ライオンズ、黄金時代を知る福…
新型コロナウィルスが、再び猛威をふるい始めた。 その昔、人類は災害や疫病の流行のたびに、それを神の怒りと畏れ、おののいた。 天罰、devine punishment であると。 それゆえ、人びとは各々の行いを顧み、自分たちの何がいけなかったのかと、襟を正し、神…
これまで、五篇の短編小説をブログに書いた。 ここらで、読んでくれた皆さまへの感謝をこめて、創作の舞台裏を少々お話したい。 自画自賛の鉄面皮。 おこがましいが、何か小説らしきものを書いてみたいと思っている方への、ヒントともなれば、幸い。 「Fin …
見返り美人 おまえさんの言うとおりだったよ。 わかってる、いまさらなにを言ってもしょうがない。 だから、こうやって飲んだくれてんじゃねえか。 もうやめとけ、だと。 客商売が、バカなこと言うな。 飲ませてくれ、頼むからよ。 ニ年になるかな。 オレが…
襟裳岬。耳をすますと、泣きしだく風の音が聞こえる。時にあらあらしく、時にやさしい、海岸線に打ちよせる波濤のさざめきも。日々刻刻と、空と海とが一体となり、大地の先端を色とりどりに染めあげる。私は、それらの風景の一部と化し、無機質な物体となっ…
MOON あたしの生まれた町は、空がいつも灰色に煤けていた。町の中心部を流れる川は、工場の汚染水を多量にはらんで、油ぎったヘドロの水泡を浮かべ、顔を背けたくなるような異臭を放っていた。
バラッドをお前に もうどれくらいになるかな、お前と出会って。 その頃、お前は女暴走族、いわゆるレディースのヘッドで、その評判はオレの耳にも入ってた。 だだっ広い駐車場のあるコンビニの前で、偶然、オレはお前を見かけた。 すげえド派手なメイク決め…
Fin 貴方には、爪を噛む癖があった。 出会った頃、私は貴方の、少しの仕草も見逃さなかった。 すべてが素敵で眩しくて、愛おしかった。 ふたりで迎える朝、起き出すなり私の唇を奪おうとする貴方。 そんなときの私は、このまま死んでもいいと思っていた。 い…
掌の音楽小説について。 これから、新しい試みをやってみたい。 端的に言えば、1曲の音楽をテーマに、ごく短い掌の小説、散文詩を書いてみようというものである。 曲の醸し出すオーラをソースとして、湧き出てくるイマジネーションを、物語にする。 これが…
本日は、ちょっとオトナのラブソング、と題してお送りします。 それでは1曲目。 本能 椎名林檎 本能 椎名林檎 J-Pop ¥255 provided courtesy of iTunes 今日のお題は、オトナの男女のおはなし。 最近、性教育について、NHK 「あさイチ」で特集をやってまし…
欅坂46、降臨。 2016年「サイレントマジョリティー」で、衝撃的デビュー。 作られた偶像が放ち続ける、ネガティブでスリリングな、神々しいまでの斜光。 あどけない少女の口元から発せられる、アンビバレントで過激な詞とパフォーマンス。 センターを取り続…
宮藤官九郎脚本、長瀬智也主演のドラマ「池袋ウエストゲートパーク」を観た。 そのタイアップ曲が、ひどく気に入った。 忘却の空 SADS 忘却の空 sads ロック ¥204 provided courtesy of iTunes こんなイカした曲はない。 清春のヴォーカルも最高だ。 「池袋…
緊急事態宣言が解除された。 だが、仕事は無い、客足は戻って来ない、という現実。 収入が激減したまま、廃業、解雇の不安に怯える日々。 コロナ第2波も懸念されているが、わずか10万円の給付金は申請書も届かず、アベノマスクにいたっては、得体の知れない…