こんばんは。デラシネ(@deracine9)です。
この写真は、本日撮影した「照和」の店先です。
コロナ禍もようやく収束し、ジングルベルに浮かれた街は、たくさんの道ゆく人で賑わっていました。
今日も、照和で写真を撮って来ましたので、ご紹介したいと思います。
かりそめのスウィング 甲斐バンド
好きな照和出身アーティストのリクエスト。新聞のスクラップ。
お店の方が、ひとりで入って来た私に、声をかけてくれました。
「どなたの曲をかけましょうか?」
好きな出身アーティストの、リクエストができるのです。
甲斐さん、とリクエストすると、早速、どでかいアンプから、この曲が流れて来ました。
店には、出身アーティスト関連のスクラップもたくさんあります。
店の人は、甲斐よしひろの西日本新聞連載の「九州少年」の切り抜きノートを持って来てくれました。
これは、単行本になっているので知っていましたが、切り抜きならではの意匠が施されていました。
表紙には、漫画家の萩尾望都さんのイラストが貼り付けてあるのです。
新聞連載のとき、日本には、挿画という文化がありますね。
そのときの一枚でした。
この挿画は、甲斐よしひろの少年時代。
この切り抜きは、西鉄ライオンズの思い出を語ったもの。
挿画には、もう一枚ありました。
シンガーになってからのもの。
ほとんど少年時代と変わってないですが、これが萩尾望都さんにとっての甲斐よしひろなのでしょうね。
萩尾望都さんは、甲斐よしひろの大ファンで、甲斐バンドの楽曲タイトルを題名にした漫画を描いているほど。
甲斐がこの連載を書くときに、萩尾望都さんに、文章指南を受けに行ったと記憶しています。
ちなみに、この文章に出てくるボンゴ奏者。
これが、下の記事で紹介した、フルノイズの井上マサルさんです。
氷の世界 井上陽水
井上陽水の記事スクラップ。
寒い日が続いていますので、実感として聴きたくなりますね。
井上陽水は、ほんとうにすごい人で、1973年にこの同名タイトルのアルバムが、日本初のミリオンセラーを記録。
そして今、誰でも知っている代表曲「少年時代」を書いたのが、1990年。
20年近く経ってからです。
そして、中島みゆきやユーミンなどと並んで、時代を通して常にヒット曲を出している。
果たして、井上陽水のスクラップブックもありました。
照和にあるスクラップノート。
上左 甲斐よしひろ、上右 財津和夫、下左 井上陽水、下右 武田鉄矢。
これも、西日本新聞の連載。
ただし、本人が書いたものではありません。
あまり、保存状態が良くないので、陽水ファンでもある私は、新しいスクラップブックに貼り直して、読み通したいと思いました。
「九州歌謡地図」。
けっこう、長い連載なのです。
この記事は、井上陽水を見出した、RKB 毎日放送のディレクター・野見山實さんの視点で陽水のデビュー秘話を綴ったもの。
この本も照和にありました。ファン垂涎です。
訪れた人が綴る照和ノート。
お店には、照和ノートというものがスクラップに並んで置いてあります。
訪れた記念に、ファンが書き記す雑記帳です。
直近では、今年チューリップの50周年記念コンサートがあり、そのついでに寄った方々が書いていらっしゃるようでした。
ここは、ファンの聖地巡礼の場であるのです。
今回、私も書いてきました。
下の写真のやつにです。
店の人にボールペンを借りて、もちろん直筆です。
店の人が、リニューアルして次のノートを作りましょう、と言っていましたので、皆さんが訪れるときには、新しくなっているかもしれません。
最後の曲。
今年も戦禍は止むことなく続いています。
しかし、ひどい世の中と言っていても、なにも変わりません。
偽善者と呼ばれてもいいではないですか。
世界の困窮に苦しむ人のために、募金でもなんでも、出来得る範囲で、行動を起こしましょう。
募金は、ユニセフや、国境なき医師団など、信頼できるところへ。
それでは、最後の曲。おやすみなさい。