こんばんは。デラシネ(@deracine9)です。
本日は、流されゆく日々の歌、と題してお送りします。
今、一番気に入っている曲。
さよならの今日に あいみょん
この曲は、メロディはもちろんだけど、詞がね、もうとんでもなくいいです。
あいみょん、この若さで、去りゆく日々への惜別と、生きることの悲しみを、もうすっかり感得している。
これがね、ほんとに信じられない。
わかってても、こんなふうに表現できないのが普通ですよ。
しかも、明日への希望と情熱、それもしっかり詞に刻んでる。
これもすごい。
これだけのクオリティの曲を書けるというのは、とてつもない才能です。
生きてるうちに、出会えてよかった。
そう思わせてくれる歌であり、シンガーです。
2曲目。
そして僕は途方に暮れる 大澤誉志幸
これは、80年代のヒット曲。知らない方も多いのでは。
大澤誉志幸は、中森明菜のシングル「1/2の神話」で世に知られたロックシンガー。
派手なパフォーマンスで、夜のヒットスタジオなんかにもよく出ていました。
これが代表作。
ザ・ベストテンの2位にランクインしました。
カップ ヌードルのCM に使われたような記憶があります。
おまえとふたりきり エレファントカシマシ
この曲は、夏の終わりとともに消え去りゆく男と女、そんなイメージですね、私の中では。
甲斐バンドの「危険な道連れ」に並び、好きな道行きものの1曲です。
コロナ禍がようやく去りつつありますね。
お盆を故郷で過ごした方も多かった事でしょう。
いまだに患者はいるに違いないのに、この変わり様はなんだろうと思いますね。
もう死病とは言えなくなったという事なんでしょうが、この3年ほどが過ぎた今、私は悪い夢を見たあとのような気がしています。
当時、国政をぶっ壊し、日本を三流国以下にした首相は凶弾に倒れ、残ったのは負の遺産だけでした。
今も悪政は引き継がれ、国民の声を無視し続け、元首相の演説口調はそっくりそのまま。
現首相はやりたい放題、支持率などへとも思わず、国の中枢でのさばっています。
もう、正直言って、声を上げるのもバカバカしく思えてしょうがない。
けれど、声は上げ続けないと、香港みたいになってしまうのですよね。
この本はぜひご一読ください。
いかにこの国が、奈落へ落ちたかが分かります。
秋の気配 オフコース
オフコースのハーモニーは、癒されますね。
80年代、オフコースは人気絶頂でした。
これはベスト盤のカセットテープに入っていて、買って聴いていました。
男性の心が恋人の女性から離れてゆく心模様を歌った、小田和正の詞が印象的です。
なぜか私はこの曲のメロディが好きらしく、いつのまにか口ずさむことがあります。
SO YOUNG THE YELLOW MONKY
これは、あいみょんの曲とモチーフが似てますね。
吉井和哉自身の感性が、つかみ取った詞です。
私はこの16インチCD を20年ほど前に買って、ずっと聴いています。
それでは、最後の曲です。
1980年代後半に入ると、甲斐よしひろは、ハードボイルド小説に傾倒していきます。
曲は、青春の痛みや挫折、男女の愛のかたちを歌うものから、硬派でフィクショナルなものへ変わっていきました。
もしかしたら、私も変わりつつあるのかもしれない。
このブログを通して、私は自身の青春の、忘れ得ぬ傷口が癒えていくのを感じています。
そのとき、私は何を書き続けていけばよいのか?
しかし、私は書くことが、なくなったわけではない。
今の自分について、素直にさらけ出していけばよいだけだと思っています。
新宿 甲斐バンド
それでは、今夜はこの辺で。
おやすみなさい。