こんばんは。デラシネ(@deracine9)です。
昔、こんな記事を書きました。例の座間事件のときです。
今も、Twitterの「#病み垢さんと繋がりたい」のタグ付けツイートは、生きています。
昔より、フェイクが多いように感じますが、もちろん本音のツイも多いでしょう。
記事でも書いたように、裏垢はひとつの救いです。
書きこむことで、胸のつかえがおりることもあるでしょう。
生きることは、大変なことです。
それでも、人は生きる希望を持っているはず。
病み垢の存在は、救って欲しい、生きたい、という願いの表れだからです。
1曲目。
帰らざる日々 アリス
まずお断りしておきますが、これを含め紹介する曲は、自殺や自傷行為を推奨するための曲ではないということです。
人間、どうしようもなく落ち込む事は、生きていれば、必ずあります。
そんなとき聴いてみると、深く共感して、生きる勇気が湧いてくる歌があります。
どん底にあえいでいるのは、自分だけではないと思うだけでも、ずいぶん違うのです。
私の経験上、これは間違いありません。
今にも死にたいとか思っている君、彼女は、そういうふうにとらえてみては?
日本におけるユング心理学の第一人者、河合隼雄さんの本。
2曲目。
これは超名曲。
冷たい雨が降っている 吉田拓郎
拓郎32歳のときの、2枚組アルバム。
詞はほとんど松本隆が書いていて、この曲もそうです。
これは失恋の歌でもありますね。
失恋は、まさにドン底に落ちるとき。
でも、それは若さと健全な心の証でもあります。
悲しみは、枕を涙で濡らした夜の長さだけ、早く収まるときが来ます。
時間が何よりの味方です。
ふたたび、新しい出会いは訪れ、生きる力は湧いてきます。
歯を食いしばって、そのときを待ちましょう。
明けない夜はないのです。
3曲目。
都会 チューリップ
今も続く「#病み垢さんと繋がりたい」
死にたい
— るあ (@sea2012319) 2022年3月30日
#病み垢さんと繋がりたい
#不登校さんと繋がりたい
#暇人さんと繋がりたい
#腐女子さん腐男子さんと繋がりたい
#いいねでお迎え
#APEX女子
#病み垢女子 pic.twitter.com/BsTFrNXA0U
疾患持ち/♂/18↴/自殺志願者
— 空羅 (@Kura_Sora2) 2022年3月28日
何のために生きるんだろう。生きるって何だろう。
誰か僕に生きる意味を教えてください。 #病み垢さんと繋がりたい#病み垢さんと仲良くなりたい #病み垢さんフォロバ #気になったらフォロバ pic.twitter.com/7WMgQbQmd4
私は、こういうつぶやきは、若かったらふつうのことだと思います。
自分が何者なのか?
この世になぜ存在しているのか?
こんな問いかけを自分に語りかけるのが、思春期そのものだし、私だって、こんな内容をA4 ノート30冊分くらい書きましたから。
決して病んではいない。
今の自分は、よくやってるんだなと思っていいのです。
それから、今の自分を壊して壊して、やっとたどり着くのだけれど、そのさなかにいるときは、誰もそうは思わない。
だが、あなたは、ひとりではない。
それを病み垢で確認できるだけでも、今の時代は恵まれています。
まあ、おジンのタワゴトだと思って読み流してください。
次の曲。
流れ酔い唄 山崎ハコ
山崎ハコの歌は、これこそ、本物の個性なんだなぁと強く感じます。
これくらい独自の世界を持ったシンガーは、稀です。
人間の性(サガ)のようなものを、究極まで表現できるこの感性は、すごい。
こちらがシングル・バージョン。
この記事を書くきっかけは、私個人にありました。
最近、職場で上司とぶつかって、仕事に行くのがつらくて仕方がなかった時期がありました。
黙って、耐えるしか道がないのは、つらいものですね。
歳をとっても、煩悩から抜け出すことは難しいものです。
次の曲。
ためいき シャ乱Q
この曲あたりから、素直な自分をゆっくり取り戻すことを、やってみてはどうでしょうか?
シャ乱Qの25年前くらいの曲で、あまり売れなかったですが、この詞は心に響くものがあります。
また最初からやり直せばいい、というメッセージが自然と入ってきます。
私の好きな曲です。
それでは、最後の曲。
「勝利も敗北も無いままレースは続いて行く」。
おやすみなさい。