こんばんは。デラシネ(@deracine9)です。
今日は、12月8日。
太平洋戦争開戦の日であり、ジョン・レノンが死んだ日です。
その特別な日にお送りするのは、「J・ロックの隠れた名曲 PART 6 」。
もちろん私、デラシネの独断と偏見による選曲ですが、見事によい曲ばかりなんで、最後までお付き合いのほどを。
1曲目。
若い君たちと、私の愛するすべての人へ。
Hello Again ECHOES
君たちには、今の現実が見えているか?
この歌にあるように、心配しなくてもいいと言い切れるのか?
実際問題として、とてもそうは思えないからこそ、聴いて欲しい歌です。
追い先短い老人には、比較的、世の中のことが見えやすい。
遠い未来に自分は存在しないから、客観的に社会の有り様を見る事が出来る。
しかし、若い人はこれからどう生きていくか、足固めをしなくてはいけない。
世の中の現実より、まず自分の事で精一杯。
とても近眼になる。
だけど、今の世の中も、しっかり見ていかなければいけない。
それは、君たちの人生に大きく関わってくる事だから。
若さは、間違いをおかす。
しかし、そこを乗り越える力が、間違いなく人にはある。
そこは、信じていいところ。
なんか、いいですね、エコーズ。辻仁成。
聴きたくなるアーティストって、サイクルがある。
今、私はエコーズが聴きたい。
2曲目。
Lady Madonna ~ 憂鬱なるスパイダー LOVE PSYCHEDELICO
これは、名曲。
日本のロックもここまで来たか、と感じさせる衝撃の1曲でした。
ヴォーカル・KUMI の英語と日本語、ハーフ&ハーフがワールドワイド。
この舌っ足らずが、絶妙バイリンガル。
アジアでは、通称「愛的魔幻」として絶大な人気を誇る彼ら。
この曲でデビューしました。
かつて、オノ・ヨーコさんが来日して毎年開催されていた、ジョン・レノンスーパーライヴ。
デリコは、必ず出ていました。
ヨーコさんと親しくしていましたね。
下がデビューアルバムですが、ベストアルバムではないので、お間違えのないよう。
サッカー、ワールドカップ。まさかのグループリーグ突破。
盛り上がりましたね、ベスト8の壁は破れなかったものの。
まさか、スペインとドイツに勝つとは‼️
20年前には見られなかった光景でした。
J リーグは地味な人気だと思っていましたが、若手が続々と世界のクラブに渡ってたのですね、知らなかった。
おかげで、堂安さん、三苫さん、浅野さん、この3人の存在を知りました。
4年後が楽しみだ。
【速報】
— アベマサッカー (@ABEMA_soccer) 2022年11月23日
日本勝利!#FIFAworldcup#daihyo#サッカー日本代表#ABEMAでFIFAワールドカップ#すべてをみせるときがきた https://t.co/XtRZI6tRIl
Sometimes you can't beat a good cover... tomorrow's The Game from @TimesSport pic.twitter.com/mIy0ADtQoK
— Tom Clarke (@_TomClarke) 2022年12月1日
AbemaTVの躍進。
今回のワールドカップで、日本代表と森保監督並みにブレイクしたのがこのメディア。
私も AbemaTV、初めて観ましたし、そんな方が多かったのですね。
200億円の放映権は、十分元手が取れた感じ。
映画の無料放送もあるとは知らずに、11月、周防正行監督の「シャル・ウィ・ダンス」を久しぶりに観ましたよ。
何度も観てますが、やっぱり面白かったので、いずれブログでご紹介します。
本田圭佑さんの「さん付け」解説。
そして、本田圭佑さんの解説が面白かった。
地上波では聞けない、選手目線、玄人目線のディープな語りがよかった。
同じ感想を持った人、たくさんいるんじゃないでしょうか。
何より感心したのは、本田さんの「さん付け」解説。
特にスポーツ界は、まだまだ上下関係が厳しく、それが当たり前と思っていました。
しかし、本田さんは、後輩たちを「さん付け」で呼ぶ。
知人はニックネームで呼ぶが、自分と知遇のない後輩には、「さん付け」なのです。
日本は長い間、タテ社会であり、ロックミュージックという常識破りである事がステイタスであるはずのバンドの間でさえ、先輩後輩に厳しいと言います。
これは、辻仁成氏や森山達也さんが語っていた事です。
本田さん、意識的にやっているのだと、はっきりわかりますね。
スポーツ界の因習を打ち破りたいという意欲の表れです。
「本田圭佑」という超一流アスリートが実践すれば、その他モロモロも続きますよ。
タテ社会だから(笑)。
先輩、後輩という因習。
やはりこれは無くす方が、よい社会になると思います。
たかが 1、2 才年齢が違うだけで、先輩は一生先輩、後輩は一生後輩であり続ける、なんて馬鹿げています。
これは、あらゆる社会で、先達が後進の指導を行うための障害となるでしょう。
年齢や性別、キャリアの上下に関係なく、互いに人間として相手の人格を尊重する、リスペクトすることが、人間的にもキャリア的にも、大きく成長できるのではないでしょうか?
辻仁成が、このエッセイで、辻の初ソロアルバムをプロデュースした鈴木慶一氏との関係を書いています。
辻は、鈴木慶一に向かって、「ケイイチ」と親しみを込めて呼んだそうです。
周囲にはヒヤリとした空気が漂いましたが、鈴木慶一は普段どおりに応じてくれたそうです。
冷たい花 the brilliant green
これも当時はヒットしましたが、若い人は結構知らないかも。
そう思って選んでみました。
これも音楽の進化を感じた曲のひとつです。
サッカー日本代表の品性の良さと近頃の政治家の品性の無さ。
日本のサッカー界は、本田圭佑さんと代表メンバー、森保監督の力で、大きく飛躍を遂げつつあります。
【感謝】日本代表、敗退後もいつも通りロッカーを清掃 折り鶴とともに「ありがとう!」https://t.co/t3mV5m0DW6
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2022年12月5日
史上初の8強はならず失意の結末となったが、最後まで日本人の美徳を示し、激闘を繰り広げたカタールを後にした。 pic.twitter.com/ejIx46yocF
🇮🇹伊紙が見た #日本代表🇯🇵
— GOAL Japan (@GoalJP_Official) 2022年12月6日
ベスト16で夢破れたチームに「W杯で初のベスト8進出の夢は、最高潮のところで砕けた」
一方で、ピッチ外の振る舞いを称賛。
「スタンドで涙を流す日本のファンは、間違いなくマナーや礼儀正しさでW杯を制した」https://t.co/BLKzyeDLQE
一方、国内の政治家の劣化はどうでしょう?
たとえば、杉田水脈。
名前を聞くだけで腹立たしい。
差別中傷、ヘイト発言の数々は、もう聞くに耐えない。
この人が国会議員で、なおかつ総務大臣政務官という政府の要職にあるのだ。
鶴瓶さんの言う通りだ。
— さよなら昨日の私 (@SaYoNaRaKiNo) 2022年12月2日
杉田水脈は議員辞職すべきである。pic.twitter.com/l3FW5wYHJI
#国会中継 ⑧
— あらかわ (@kazu10233147) 2022年11月30日
杉田水脈、アイヌ民族や在日コリアンの女性は「存在だけで日本国の恥さらしです」とブログしたことを問われ「この時私はまだ国会議員ではなく一般人でございました」。
当時は、一般人ではなく国会議員の落選中。一般人としても許せない暴言。 pic.twitter.com/xyLbL1dXoM
このような発言を繰り返す杉田水脈議員には、政務官どころか国会議員の資質も資格もありません。書いたブログを削除すれば済む話ではありません。岸田首相は一刻も早く杉田議員を更迭してください。#杉田水脈を更迭しろ pic.twitter.com/4yDzm3NyVu
— きっこ (@kikko_no_blog) 2022年12月8日
杉田水脈総務政務官、今度はアイヌ民族や在日コリアンへの侮辱で批判殺到 それでも更迭しない岸田首相
https://t.co/smwrudDMkE
《岸田文雄首相は「過去の発言は政治家本人が自身の責任で丁寧に説明すべき」と言ったが、最近の答弁を見れば杉田氏の発言は「過去」だけでなく「現在」も酷いことがわかる。問われるのは説明責任ではなく、岸田首相の任命責任、これ一点だ》
— 高岡洋詞 TAKAOKA Hiroshi (@tapiocahiroshi) 2022年12月6日
わたしもそう思います。https://t.co/ISubaIaCnO
私自身のブログを、こんな差別主義者に関するツイートで埋めたくはない。
しかし、このような奴輩が、国の代表って恥ずかしくないか?
岸田総理は、なぜ総務大臣政務官の役職を罷免せず、擁護するのか?
というより、私は国会議員辞職に相当すると考える。
この人を自民党に引っ張ってきた人物こそ、安倍元総理だ。
虎は死して皮を残す、というが、安倍晋三が死して残したものは、弱者を食い物にしてきた旧統一教会の問題と、人権擁護を所轄する総務省の大臣政務官でありながら、差別とヘイト発言を繰り返し、国会においても撤回しようとしない国会議員の存在だった。
死して悪を残す、と言われても仕方のない所業だろう。
Maybe Blue UNICORN
この曲は最高に好きで。このブログで4回目になるかな。
前にも書きましたが、とにかく世界に通用する名曲ですね。
奥田民生の若書きですが、ポール・マッカートニーもこのくらいの年で、イエスタデイとか書いてるから、神が与えしメロディと言えるかもしれない。
年の瀬は、ユニコーン「雪が降る町」を聴きたくなるのですが、やはりこの曲は名曲です。
何度聴いても色褪せないし、超えると言えるほどの曲が出てこない。
12月8日に思う事。安倍政権の残した、大き過ぎる負の遺産。
今年、安倍総理が殺された。
私は、この出来の悪い、幼児のような政治家が死んだ事に、なんの感慨も無い。
権力で司法を政治家の手先にしようとしたり、公文書の改ざんを部下に命じ、人ひとりを自殺に追い込み、国会で平気で嘘をつき続けた人物は、死してムチ打たれて当然だと思っている。
なぜなら、彼は国家の首相として、それら一連の無法をやらかしたからであり、私利私欲を優先し、総理在任期間の新記録を達成するなり、その地位を投げ出すようなことをやったからだ。
その酷さは、国葬という茶番までオマケでついて、その後継者に無能と悪逆ぶりまでをも継承させた。
その歴史的評価は、未来の歴史家が下すのだろうが、今後の日本にとって、あの男の為した所業は、間違いなく日本の社会を分断し、経済の混乱を招くだけのものだった。
古い曲です。
福の種 チャクラ
知る人ぞ知る、チャクラ。
1980年にリリースしたこの1曲で終わったバンドですが、ある種のカリスマ性を帯び、2011年CD が再発されました。
今や、iTunes やApple music でも聴くことができ、今年の10月、ニューアルバムが出たという、不思議なバンドです。
細野晴臣さんなんかが絡んでいるので、不思議感がわかる気がします。
戦争のための武力は必要ない。
泰平の世の音楽、とでも言えそうなチャクラ。
それとはウラハラに、軍備増強が我が国では進行しています。
貴方、皆様、諸君、戦争になっても構わんですか?
嫌じゃないですか?
この国に、武器は必要ないですよ。
だって、誰が戦いますか?
勇ましい自衛隊さんですか?
誰だって死にたくないのに、世界は戦争ばかりやっている。
国なんか人命あってこそ、必要になるんじゃないですか?
馬鹿げています。
それが人間らしくもあります。
ひたすら愚かであり、また賢いのが人間なんですよ。
我、誤てり。
そこで引き返す事ができるのが、人間の姿です。
引き返せない21世紀式の戦争を、やってはいけません。
それゆえに、一回の間違いで、人類を死滅させるボタンを持ってはいけないのです。
軍事費が増えるにつれ、戦争は近づく。大戦前の日本の軍事費の推移を見ればわかる。#防衛費増額のための増税反対 #防衛費増額
— デラシネ (@deracine9) 2022年12月9日
山川&二宮 ICTライブラリより。 pic.twitter.com/LURCqpzMzO
次の曲。
軽いチャクラから、ドップリと昭和感のあるダウンタウン・ブギウギ・バンド。
あゝ、戦争許すまじ。
欲望の街 ダウンタウン・ブギウギ・バンド
本日は、12月8日。
昨年は、ジョンへの手紙を書きました。
その前も、こんな記事を書きました。
ほんとうに、この国はいったいどうなってしまうのだろう、というのが実感です。
若者は、もう戦争を知らない。
北朝鮮がミサイル発射をしたり、中国が台湾を威嚇したり、香港の自由と人権を奪ってしまうと、簡単に、ならば武装して当然だろう、という思考に落ち着いてしまう。
太平洋戦争の教訓とは、何だったのか?
百年もたてば、人間は忘れてしまうものなのか?
歴史を学ぶ必要は、そこにあります。
人間が繰り返して来た大量殺戮。
一般人同士の殺し合い。
それこそが戦争の本質です。
国のプライドなんかどうでもよいのに、と思います。
なのに、チンピラヤクザのごときヨタ者政治家が、愛国心を煽り、平和を第一義とした日本の憲法を、いじましい憲法などと言う。
偽りの愛国心などに騙されてはいけない。
結局戦地に赴いて死ぬのは、一般庶民。
国土を戦禍で荒らされ、砲弾の中を逃げ惑うことになるのも我々なのです。
簡単な戦争ゲームではない。
リセットボタンを押して、最初からやり直せるゲームではない。
一度きりの命が奪われる、死のゲームなのです。
8月15日だけ、平和を祈って済む問題ではない。
今夜は、この曲で終わりです。
おやすみなさい。