こんばんは。デラシネ(@deracine9)です。
本日は、ろくでなしの歌と題してお送りします。
それでは1曲目。
ろくなもんじゃねぇ 長渕剛
- アーティスト: 長渕剛
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2006/02/08
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
ついにというか、もう出ないとあきらめていたTBS の長渕剛主演ドラマ「とんぼ」が、来週、Blu-ray・DVD でリリースされる。
これは来年の主演映画のプロモーションを兼ねて、という意味合いだろうが、それにしてもこれは私的にはビッグニュース。
私がリアルタイムで観たのは、第1話だけだった。
これを機会に、この伝説のドラマを一度は観てみたいと思っている。
長渕剛のTBS ドラマでは、なんと言っても初主演作「家族ゲーム」と第3作「親子ゲーム」が懐かしい。
ヤクザ役の長渕よりも、瘦せぎすでスケベなあんちゃん役の長渕の方が、私は好きだ。
「親子ゲーム」は妻となる志穂美悦子と初共演した作品であり、これも是非もう一度観てみたい。
- 出版社/メーカー: Happinet
- 発売日: 2019/09/21
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る
さて、今回は「ろくでなし」がキーワード。
長渕剛の「ろくなもんじゃねぇ」は、どちらかといえば、若き日に傷つけられた自分自身への憤りを込めて、歌っている。
これは、誰もが通過する、青春の歌だね。
これは、最近とても気に入ってる。
「ろくなもんじゃねぇ」野郎が世の中に溢れているせいだろうかね。
このブログでは、重ねがさね言ってるが、今は政治がまったく危機的状況なんだ。
今度の内閣は、戦後最低最悪のメンツだ。
しかも、与党・自民党の幹事長代理に、あの稲田朋美が就任したと言うではないか。
「国民を大事にする政治は間違っている」
そう公言するネトウヨアイドルを、またも要職に置いた安倍晋三は、いよいよ本性を剥き出しにして来たと言わざるを得ない。
国民主権と基本的人権の尊重、平和主義を謳う憲法を骨抜きにして、戦前回帰を目指すことが最終目標である安倍晋三、その秘蔵っ子が稲田朋美である。
防衛大臣を辞任する際、その無知、無教養、見識の低さを暴露した頭の悪い人間を、まだ懲りずに寵愛する安倍晋三も、いよいよ馬脚を現し、長期独裁政権の末に暴走を始めたとしか思えない。
ついに、自民党内でも安倍独裁政治を諌める者がいなくなったのだ。
幹事長代理、福岡には絶対来ないでくれ。
そのマヌケヅラを見たくないのさ。
まして、演説などをや。
自衛隊は、災害救助隊でいいじゃないか。
いっそ、改名すればいいじゃないか。
それで十分国民の役に立っている。
憲法を破壊する口実に使うなよ。
また戦争は、ゴメンだよ。
次の曲。
王様達のハイキング 吉田拓郎
- アーティスト: 吉田拓郎
- 出版社/メーカー: FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT,INC.
- 発売日: 2016/11/16
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る
この曲は、1982年リリースの武道館ライブアルバムのタイトル曲。
拓郎が、社会にはびこる偽善者どもに罵声を浴びかけ、一個の人間としてかくあれ、という強烈なメッセージを込めた名曲だ。
それだけではなく、歌詞も意味深で、私は「ハーメルンの笛吹き男」を思い出す。
遊びに行きませんか 僕らと一緒に
手をつないで歩く程は 親しくないけど
何かいい事 ありそな予感が
いいえ 何にもなくてもいいから そこまで
つきあいませんか
oh 王様達のハイキング詞:吉田拓郎
あの有名な西洋の昔話のように、このハイキングには、安倍晋三と日本会議、御用メディアの産経新聞と夕刊フジその他の、もろもろのドブネズミどもを、この世の果てまで連れて行ってもらいたい。
そして、二度と帰って来るな❗️
- 作者: 阿部謹也
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2013/08/09
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
次の曲。
やさしさ RCサクセション
- アーティスト: RCサクセション
- 出版社/メーカー: Universal Music LLC
- 発売日: 2015/05/02
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る
この歌を初めて聴いたとき、とても新鮮だったことを覚えている。
軽佻浮薄なラブソングが蔓延している時代に、僕はやさしくなんかない、誰もやさしくなんかない、と人間のエゴイズム、人の子の性(サガ)を赤裸々に歌うというのは、稀有なことだった。
そういう人間の負の側面も、歌って悪かろうはずがない。
この曲が入ったアルバム「シングル・マン」は、「スロー・バラード」「ヒッピーに捧ぐ」などの名曲が入った名盤だったが、1976年の発売後1年経たずに廃盤となってしまったエピソードで有名だ。
1980年、フォークデュオ・古井戸を解散した仲井戸麗市(チャボ)が加入後に発表したライブアルバム「ラプソディ」で大ブレイクすると、「シングル・マン」はようやく再発となった。
このとき、LP レコードの帯には「こんな素晴しいレコードを廃盤にしていて申しわけありません。」という文字がキャッチコピーのように使われていた。
この頃、渋谷陽一のラジオ「サウンドストリート」に忌野清志郎がゲスト出演したときに、私はこの曲を初めて聴いた。
渋谷陽一が清志郎と、なんで売れなかったんだろう、みたいな話をひとしきりやっていたのを思い出す。
それでは、最後の曲。
ろくでなし ザ・ブルーハーツ
ロクデナシの歌詞 | THE BLUE HEARTS | ORICON NEWS
- アーティスト: THE BLUE HEARTS
- 出版社/メーカー: TRI-M
- 発売日: 2015/02/04
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る
これは、周囲の大人たちから「ろくでなし 」の烙印を押され続けてきた奴らへのメッセージソング。
お前らは、堂々と生きてりゃいいんだよ、というね。
前からこのブログで書いてきたが、もともと、社会からのはみ出し者が、世の中を変えてゆく原動力になるのだ。
アウトサイダーの歴史というのは、民俗学その他で長く研究されている学問の分野ですらある。
ホンモノのろくでなしは、善人ヅラして自分の狂信を疑うことを知らない、腐った権力の周辺にこそ、ゴロゴロいやがるのだ。
下手に、世渡りが上手くて、現状にしがみついて生きている小市民にならずに済んだだけでも、この歌の「ろくでなし 」どもは、まだ幸運だったのかもしれない。
みんなには、そういう「ろくでなし 」に、またはそのような「ろくでなし 」の共感者になってもらいたいものだと思います。
それでは本日はこのへんで。おやすみなさい。
- 作者: S.E.ヒントン,Susan E. Hinton,中田耕治
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1983/06
- メディア: 文庫
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (1件) を見る