こんばんは。デラシネ(@deracine9)です。
本日は、「J・ROCK の隠れた名曲 PART 5。やっていいのか、コロナ禍五輪」と題してお送りします。
それでは、1曲目。
仲井戸麗市チャボのメインヴォーカルで。
ノイローゼダンシング ~チャボは不眠症~ RCサクセション
この曲は、初めてRCサクセションが TBSの「ザ・ベストテン」に出演したときの、シングル「サマーツアー」のB面に入っていた。
私はシングル盤を買って、もっぱらこっちの方を聴いていた記憶がある。
誰のための、何のための五輪なのか?
ホントにやるつもりらしいですね、オリンピックとパラリンピック。
感染者のリバウンドは、確実に増加しています。
インド、デルタ変異株の不安も、日々大きくなっています。
この調子で行くと、間違いなく緊急事態宣言下の開催になるでしょう。このパンデミック下に、誰のため、何のためにやるのか?
①アスリートのため。
②日本国民のため。
③世界平和のため。
④それ以外の目的のため。
まず①。
世界的にこれほど注目される大会はないのですから、メジャーではない競技や、パラリンピックに出場権を持つ選手の皆さんは、とりわけ開催して欲しいでしょう。
これは当たり前の話。
②。
日本国民は、半世紀振りの東京五輪、関心のある人も多いでしょう。
世界のスポーツの祭典ですから、期待しても不思議ではない。
スポーツを普段は見ないという人も、楽しめる。
ロンドンやリオの大会は、私もたくさんの競技をテレビで見て感動しました。
しかも今回は、久しぶりに、好きな野球が種目に入っているので、期待は大きかった。
反面、東日本大震災や福島原発事故の影響を受けた人びとの暮らしは、まだまだ前途多難の状況にあります。
復興より先に五輪なのか?
この疑問は、東京大会招致の時点から、思うところはあります。
被災地の人びとは、本当に復興五輪なるものを、諸手を挙げて歓迎しているだろうか?
2曲目。
冷血(コールド・ブラッド) 甲斐バンド
この曲は、舞台照明が画期的で、その後、多くのミュージシャンが模倣した。
ミスチルの桜井和寿、つんくなど、甲斐バンドを聴いてロッカーに憧れたヤツは、これをやってる。
桜井なんかは、甲斐バンド、浜田省吾、エコーズ、サザンなど、80年代のJ・ロックから、すごく影響を受けているらしい。
桜井が高校の時組んでいたバンド名が、「ビートニク」。
甲斐バンドファンには非常に分かりやすい。
甲斐バンドのオフィシャル機関紙が「ビートニク」だったから。
私なんかが、ミスチルがよくわかるのは、そのせいだろうね。
ビートニクの本来の意味については、下の記事に書きましたので、どうぞ。
今、世界は?
話を戻します。さきほどの③。
今、世界はどうでしょう。
アメリカのトランプ政権は、ようやく去ってくれましたが、ロシアや中国との対立の溝は深まっています。
ロシアのプーチン政権は、ソビエト連邦時代に逆行したかのような独裁を誇っていますし、中国の一党独裁による弊害は、今、目に余るものがあります。
香港、台湾、ウィグル自治区への政治介入、人権蹂躙と他民族へのジェノサイドは、もう黙視してはいられない段階にまで来ていると思います。
スポーツの効能を、これまでも私はこのブログで書いてきました。
人間の生存のための闘争本能を、スポーツは平和的に昇華し、友好への足掛かりともしてくれる。
しかし、今、それが正常に機能するでしょうか?
私は、そうは思えませんね。
①から③までのすべてに言えることですが、今、世界はパンデミックの坩堝です。
国や地域の異なる文化を背負った人びとが交流して親睦の輪を深めるに、今ほど不適切なタイミングはない。
日本人の価値観で定めたコロナ禍の生活ルールに、各国の選手たちが違和感なく従えるはずがない。
親交どころか悪感情を抱く元にもなりかねない。
そうは思いませんか?
さきほど触れたミスチルの曲。歌詞に注目。
ニシエヒガシエ Mr.Children
words & music by Kazutoshi Sakurai
この曲は、1998年放送の「きらきらひかる」 という法医学ドラマの主題歌でした。
最近の法医学ドラマでは、野木亜希子脚本「アンナチュラル」がヒットしましたが、「きらきらひかる」はホン書きの大先輩、井上由美子脚本になる傑作ドラマ。
深津絵里、松雪泰子、鈴木京香、小林聡美の4人の食事シーンから毎回始まるというのが印象的な、いいドラマでした。
今売れっ子の脚本家・坂元裕二は、「東京ラブストーリー」のトレンディドラマ路線から外れ、脚本書きをやめていた時期にこれを観て、ドラマの面白さに改めて覚醒したそうです。
五輪ありきの選択は何ゆえか?
また話を戻します。最後の④。
これは、マスコミがよく取り上げる、利権金権がらみの話。
皆さんもネットや週刊紙などでご存知でしょう。
これも掘っていけば、腐った闇の問題は、キリなく出てきそうです。
しかし、これは今に始まった事じゃないので、以下の記事でご覧頂ければよいかと思います。
今まで取り上げた①から④まで、それは優先順位の問題でもあります。
どれと言わず、どれもが目的であるでしょう。
しかるに、この五輪での最大の眼目は、この4つに加えて、さらにコロナ禍という⑤番目の問題が加わったことです。
新型コロナのワクチンの有効性と安全性には、まだ賛否両論あって当然なのです。
安全性の十分な検証には、まだまだ時間が必要だったはず。
しかし、ウィルスはそれを待ってはくれません。
結果的に、世界的な接種状況を踏まえたGOサインだったのではないかと勘ぐりたくなります。
結局は自己責任で判断するしかなく、他国では強制さえ行われています。
国は、接種が当然のように進めています。
老人には未来があまり残されてはいないし、重症化率も高い。
圧倒的に接種するという選択が、普通かもしれない。
しかし、若者は重症化率が低かったことから、いまだ拒否反応は大きい。
これも、今後のデルタ変異株の流行次第では、わからないですね。
こんな状況下で、オリ・パラリンピック強行という結論です。
私的には、ワケがわからない。
世界中から選手が集まる、スポーツの祭典なのですよ。
普通に国内で興行されている、野球やサッカー、演劇、コンサートとは、ワケが違う。
どこからどう考えても、この時世に世界中の選手を集めて、スポーツ大会を開く時ではないと思います。
致死率が低いから騒ぎ過ぎ、というコメントをよく見かけますが、これは防げる人災なのですよ。
交通事故とは意味合いが異なる。
私に言わせれば、①から④までのすべての目的を放棄して、この厄災を回避するに専念する事、これが最、最、最優先事項と思いますがね。
ところが、政治家はそうは考えないようです。
何が何でも、④は達成するつもりらしい。
菅総理は、安全と安心、それだけの言葉をえんえん繰り返しますが、何の説明にもなってないのではないでしょうか?
言っときますが、私は〇〇党員ではありません。
どこかの党首と同じ事を、聞きかじりでお話ししている訳じゃない。
何が安心で安全なのでしょうか?
結果的にどうなるかは、フタを開けなければわかりません。
地獄の釜の蓋が開く、その可能性が十分にある。
イチカバチカのサイコロ勝負。
バクチです。
このイカサマ勝負が、五輪貴族の荒稼ぎのために行われる。
国民のイノチをバクチに賭ける。
これってアリでしょうか?
反対の目が出たら、どうするつもりでしょうか?
唯一、ナレーションされている、無観客開催。
ほかに、これといった対策はあるのでしょうか?
無観客。それだけで乗り切れると、本気で思っているのでしょうか?
ダイスを転がせ The Rolling Stones
いかさまだらけのルーレット 長渕剛
「ただじゃ転びやしませんぜって、非常事態ってやつも歓迎です、五輪へ猛ダッシュです」
ミスチル「ニシエヒガシエ」の歌詞どおりですよ。
おいら、地獄へ道連れゴメンだね。
イカサマ五輪貴族野郎どもは、コロナでもデルタでも、すぐにご入院して退院あそばす。
だが、貧民街の精神貴族のおいらには、そんな特権はどこにもありゃあしない。
ロシアンルーレットの弾が命中すれば、ウィルス変異株と道連れにオダブツでやんすよ。
いい加減、金と欲得のための政治は、やめてほしいもんでござんす。
「屁」のようなヤツらの企みに加担して死ぬのは、アンタたちですよ。
SCARS XJAPAN
日本人は、変わりませんね。
進め、一億、火の玉だ🔥。
聖戦だ、己れ殺して国生かせ。
五輪もまた、そうなってます。
日本人が大嫌いな安倍晋三君。
ところで。
またまたあの前総理は、 はちゃめちゃな事を言ってます。
五輪に反対する人は、「反日」だそうです。
そうすると、日本人の何割かの人は、日本人の敵という事になってしまいますね。
なぜに、この人は自国民を分断するような事を、平気で言うのでしょう。
以前の「こんな人たちに負けない」発言もそうです。
日本人を一番嫌いなのは、まさに、この人ではないか、と思われるのでございますね。
おつむの悪いのは、以前より承知のうえですが、もう手がつけられませんね。
若い皆さん、お気の毒に、あなた方は、あと20年くらいはこの方の支配を受け続ける可能性があるのです。
日本人は、先輩に弱いです。
たった一学年後輩であっても、使いっ走りをさせられ、命令に背く事が困難です。
平安時代も、院政というシステムがあり、天皇の上に権力を持つ上皇がいました。
明治、大正、昭和にも、戦前は元老という総理大臣より権力を持つ総理経験者が存在しました。
元老は、長州出身の人が多かった。
この人もそうです。
すでに、自分の後継の菅総理をさしおいて、次の総理候補を名指ししておられます。
早くもキングメーカー気取りですね。
検察は、権力者への えこ贔屓をやめて、早く立件してほしいもんです。
安倍晋三に利用された黒川元検事長も、買収資金1億5000万を渡された河井克行夫妻も、立件され、あるいは有罪判決が出ているのに、カネを出して買収を煽ったに違いないと思われる、当時の首相が何のお咎めもない、法で裁けないというのは誰の眼にも理不尽でしょう。
長々とお話してきましたが、皆さんは、どう思いますか?
私がここで何を発言しようと、大本営の特権階級の方々は五輪を開催されるでしょう。
私は、ひたすらに、全世界発 コロナ変異株のパラシュート部隊が、日本へ投下されない事を祈るばかりです。
それでは最後の曲です。
薄汚い野郎の話ばっかりでしたから、この美しいピアノの音色を聴いて、皆さんの魂を浄化できれば幸いです。
それでは、お休みなさい。
Unfinished YOSHIKI
X JAPAN 歌詞入りバージョンはこちら。