こんばんは。デラシネ(@deracine9)です。
本日は、真冬の洋楽特集と題してお送りします。
それでは、1曲目。
今、空前のブームですね。
Bicycle Race Queen
- アーティスト: クイーン
- 出版社/メーカー: Universal Music LLC
- 発売日: 2011/06/22
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これは、昔、シングル盤のEPレコードを持ってて、クイーンを聴き始めたきっかけになった曲です。
このシュールな歌詞もすごく気に入りました。
映画はまだ観てないんですが、配信されたら観ようと思ってます。
次の曲。
Get It On T.REX
- アーティスト: T. REX
- 出版社/メーカー: Heaven And Earth Music
- 発売日: 2016/09/22
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クイーンがきたあとは、ドアーズか T.Rex だろうと。
この曲は、以前やった相川七瀬の「Bye Bye 」の下敷きです。
織田哲郎は、インタビューでも言ってましたね。
クイーンの映画のおかげで、若い人が70年代の洋楽を聴くことも増えるでしょう。
今、九州では大雪が降っています。吹雪です。
熊本で、また地震がありました。東北でも。
急に寒くなりましたね。
世の中、先が見えません。
頑張って、報われないこともしばしばです。
まったく、景気も良くならない。
中島みゆきの「僕たちの将来」という歌がありますが、肌寒くなるようなことばかりが目につくこの頃です。
今の世の中、ぬくぬくと安泰に暮らしているのは、一部の勝ち組とお金持ち。
不正を働き儲けた奴と、ギャングたち。
一般庶民は、働いて働いて、それでもキュウキュウとして暮らしている。
それでも日本人は、今の世の中を変えようとはしない。
政治家とギャングたちが手を組んで世の中を支配していても、世の中はこんなもんだとあきらめてしまっている。
腹が立つよな。
僕たちの将来 BANK BAND
氷の世界 井上陽水
- アーティスト: 井上陽水
- 出版社/メーカー: UNIVERSAL MUSIC LLC
- 発売日: 2018/09/01
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僕たちは、くじけるよ。
そんなに人間は強くない。
むしろ弱いものだ。
その弱き者の美しさを、芸術にして残してくれたのが、太宰治という作家です。
「斜陽」という作品を読んでみてください。
今、暗闇にいるあなたにも、かすかな光が射してくるはず。
- 作者: 太宰治
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/06/01
- メディア: Kindle版
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直治の「夕顔日誌」のくだり、そして「姉さん、僕は貴族です」で終わる直治の遺書。若い頃、私の心に沁みた。
僕は 、僕という草は 、この世の空気と陽の中に 、生きにくいんです 。生きて行くのに 、どこか一つ欠けているんです 。足りないんです 。
弱い者たちが生きていけるように、弱き者の代表として太宰治は生き、生き切ったと自覚したとき、死を選んだ。
彼の体は、すでに結核に侵され、長い命ではなかったのだ。
坂口安吾のように、ふてぶてしく、強く生きる意志を持った作家も好きだが、太宰治のように、死の十字架を背負って生きた魂も、私は愛する。
坂口安吾が太宰治の死を知って捧げた次のエッセイを、読んでみたまえ。
あなたは、必ずや、心の打ち震える感動を覚えることだろう。
- 作者: 坂口安吾
- 発売日: 2012/09/13
- メディア: Kindle版
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次の曲。
Born to Run ブルース・スプリングスティーン
Born To Run - Bruce Springsteenの歌詞と和訳
- アーティスト: ブルース・スプリングスティーン
- 出版社/メーカー: Columbia
- 発売日: 2014/01/28
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70年代がクイーンやドアーズ、イーグルスの時代だったとすれば、80年代最高のロッカーは、ブルース・スプリングスティーンだろう。
スプリングスティーンは、労働者の生き様を、社会の矛盾を、アメリカという国の夢と現実を歌い、まさに、キング・オブ・ロックンロールだった。
この曲は、スプリングスティーンが大ブレイクのきっかけとなった同タイトルのアルバム収録曲。
そこで、詞の一部を訳してみた。
Whoah baby, this town rips the bones from your back, it's a death trap
It's a suicide rap, we gotta get out while we're young
'Cause tramps like us, baby we were born to run
Yes girl, we were
この街は お前を背骨から切り裂いちまう
死の罠へと誘い込み 死んだら楽だぜって囁きかける
若いうちに この街からおさらばするんだ
オレたちは この街の根無し草さ
だから 突っ走ろうぜ お前と それがオレの生きざまなのさ
訳:デラシネ
こんなイカした詞に、骨太のサウンドが乗っかってるのがスプリングスティーンのロックンロールだ。
だが、こんな歌は突然生まれた訳じゃなく、ボブ・ディランやジョンレノンなどの魂を受け継いだからこそ生まれた。
Like a Rolling Stone Bob Dylan
Bob Dylan – Like a Rolling Stone 歌詞と和訳
- アーティスト: ボブ・ディラン
- 出版社/メーカー: Columbia
- 発売日: 2014/10/03
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この詞を読むと、吉田拓郎の「君去りし後」とか「僕の唄はサヨナラだけ」みたいな、付き合ってた女に投げつけるような言葉で綴った歌を思い出すね。
だけど、この「ライク・ア・ローリング・ストーン」って言う曲は、落ちぶれてゆく富裕層の女への捨てゼリフとしてだけではなく、永遠なる魂の放浪を生き様とするアーティストの、ステイトメントとして受け止められてきた。
吉田拓郎は、ディランやレノンに音楽的にも思想的にも、すごく影響を受けている。
「ローリング30」という曲も、そういうとらえ方から生まれた曲だ。
J・ROCK の源流を遡っていけば、必ずディランやビートルズに突き当たる。
この機に、もう一度、聴き直してみては、如何?
初めて聴く人は、もちろんのこと。
それでは、最後の曲です。
Oh My Love John Lennon
Oh My Love (2010 Digital Remaster)
- アーティスト: ジョン・レノン
- 出版社/メーカー: EMI UK Beatles
- 発売日: 2010/10/04
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これを書いている間に、大坂なおみ選手、テニスの全豪オープンで優勝しました。
おめでとうございます㊗️
それでは、今夜はこの辺で。おやすみなさい。