こんばんは。デラシネ(@deracine9)です。
本日は、女性の名前の歌の特集です。
古今東西、これは数多くありますね。
いつも通り、私の、favorite なナンバーを、厳選してお送りします。
それでは、1曲目。
4年前の今日逝った、大瀧詠一の名曲から。
恋するカレン 大瀧詠一
この曲とアルバム「A LONG VACATION 」は、マイジェネレーションのみんなが聴きました。
おこぼれなしの名曲ばかり、大ヒットアルバムです。
はっぴぃえんどの盟友、松本隆がすべて詞を書いてます。
大瀧詠一が、絶対に松本隆の詞でなければダメだと言って、完成させたアルバムです。
聴いて損はないです。
大瀧詠一という類まれな個性、本当に貴重でした。
次は、吉田拓郎のプロデュースで、当時のフォーライフレコードからデビューした、原田真二の曲。詞は、これも松本隆。
キャンディ 原田真二
- アーティスト: 原田真二
- 出版社/メーカー: FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT,INC.
- 発売日: 2016/11/16
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めちゃ懐かしい。
私が中学生の頃流行りました。
女性の名前の歌で、最初に好きになった曲です。
これをキッカケに、私の女性の名前の歌遍歴が始まりました。
女性の名前の歌が多いのは、ラブソングが多い世の中、必然でしょう。
名前の歌だけで、紅白戦合戦ができそうですが、紅組の圧勝でしょうね。
明日はいよいよ紅白、エレファントカシマシ、初出場。
なかなか心中、複雑なのだけれど、これも時代の流れか。
「今宵の月のように」がリバイバルしそうという記事もあった。
私のエレカシ熱は、この曲から始まったのだけれど、当時はまだ、そんなにファンが多い訳でもなく、スピッツなんかに比べたら全然だった。
「今宵」が売れてしばらく経ったら、ホールでやっても上段の方はガラガラって感じ。
毎年の日比谷野音とライブハウスが、ちょうどいいって感じだったよ。
それでも、エレカシを「ロッキングオン」の渋谷陽一は、ソニーの契約切られてからも、ずっとバックアップし続けてたね。
それが今では、若い子がミヤジをカッコいいとツイートしたり、ツアーの追っかけがいたりと、まさに隔世の感がある。
この人気は何なの、という戸惑いが、正直なところだ。
歳を取ってから、これだけブレイクする、偶像化するって、ちょっと信じられないバンドだよ。
紅白で寸劇をやる宮本も悪くはないけれども、アチキは世の中に悪態を吐く、ロックなエレカシでいて欲しいな。
甲斐バンドは、「HERO」が売れたとき、紅白のオファーを蹴った。
1979年のNHKホールでやったときに、言ってたね。
「こんな感じでNHK ホールでやれることが、紅白歌合戦に出ることよりも素敵だと思ってる」と。
これは、NHK-FM でも放送したし、テレビでもやったんだね。
それを踏まえての言葉だったと思う。
そのとき歌った「安奈」は素敵だった。というより、カッコよかった。
これが、そのときの「安奈」。
安奈 甲斐バンド
次の曲。
五番街のマリーへ ペドロ&カプリシャス
高橋真梨子さん、この方も福岡出身で、甲斐よしひろの幼なじみという間柄。
福岡って、すごいでしょ😁
この曲は、作詞 阿久悠、作曲 都倉俊一という、ピンクレディーコンビの作品。
今どきの歌は、これの足もとにも及ばない気がするのは、私が老人だからですかね。
みなさん、いかが?
次の曲。これも名曲。
シェリー 尾崎豊
尾崎豊、伝説の大阪球場ライブ。
尾崎初のスタジアムライブだった。私はひとりきりで、ライブに行った。
当時、尾崎19歳で、デビュー2年目。私の方が年上。
尾崎豊という存在を知ったのは、甲斐よしひろのサウンドストリート。
ライブのあった 1985年5月25日 は、2nd アルバム「回帰線」が出てオリコン初登場1位を獲得し、注目を浴び始めた、絶頂期に差し掛かろうとする頃。
とはいえ、大人たちにはまだ、知る人ぞ知る存在であり、球場に足を運んだファンは十代半ばの女の子が9割以上だった。
チラホラと見える男の影は、すべてカップルの片割れで、野郎ひとりで来ている奴は、どこにも見当たらなかった。
尾崎を見るのは、私も初めて。この時が最初で最期となった。
凄まじい黄色い声援の飛び交う様は、今のジャニーズか60年代のビートルマニアか、という雰囲気だった。
尾崎のMC は、アジテーションに次ぐアジテーション、観客をアオリに煽ってたな。
そこはさすがに若さが鼻についたが、パフォーマンスは絶品だった。
「シェリー」も「卒業」も「I LOVE YOU 」も「十五の夜」も、代表曲すべてを耳目に焼きつけた。
尾崎が出てきたとき、私は彼の姿を、少し前の自分を映し出す鏡のように見ていた。
尾崎が社会現象となるほどの、真のカリスマになるのは、彼の死後だった。
大人たちは、彼の死によって、大人社会に異議申し立てを唱える、若者たちの代弁者、カリスマの存在を知ったのだった。
そこから、時代は大きく動き始めた。
真剣に生きること、人生を語ることを、暗いだのネクラだのと言っていた私の世代、その次の世代を仮に尾崎世代と呼ぶとすれば、彼らはストリートに出て、ギター1本で自分の想いをストレートに歌い始めた。
彼らが歌っているのは、圧倒的に、9割以上が尾崎の歌だった。
そこから始まり、やがて、オリジナルを作り始めた。
90年代は、小さな田舎町に至るまで、ホヤホヤのストリートミュージシャンが、街頭や駅の通路やロータリーで、ギターを片手に歌っている姿が見られた。
そして、一握りの成功者の登場のあと、彼らはストリートから退場していった。
次の曲。
女性の名前の歌で、これは外せない。
順子 長渕剛
若いなぁ。
この頃の長渕が好きだって言う人の気持ちはわかるね。
でも、変わり過ぎたって言っても、人は変わるものです。
そうしないと、成長も無い。
次の曲。
これは、 女性の名前の歌の極め付け。
ジャパニーズ・ウーマン ブレッド&バター
JAPANESE WOMAN - ブレッド&バター - 歌詞
それでは、最後の曲です。
Angie ローリング・ストーンズ
Goats Head Soup - 1st + Inserts - EX
- アーティスト: Rolling Stones
- 出版社/メーカー: Rolling Stones Records
- 発売日: 1973/01/01
- メディア: LP Record
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本日は、女性の名前の歌と題してお送りしました。
それでは、お休みなさい。
皆さま、よいお年を。